美人女子高生Mちゃんが一日一問経済クイズを出しちゃいます。→出してません。経済解説ブログに退化。
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今日の日記のまとめ
・証券自己売買屋さんは3種いるらしい
・見せ玉って何?
「見せ玉」で利益170万、監視委が永和証券らの処分勧告(読売ONLINE)
証券取引等監視委員会は22日、うその売買注文で株価を変動させて利益を得る証券取引法違反の
「見せ玉(ぎょく)」を行ったとして、永和証券(大阪市)と契約ディーラーの法人と個人に対し、
行政処分などの措置を講じるよう金融庁に勧告した。
監視委によると、永和証券大阪株式債券部の契約ディーラーは、2005年9月~06年2月、
東証1部上場の5銘柄について、前もって株を購入したうえで、
うその買い注文で株価をつり上げて高値で売り抜け、
その後買い注文を取り消すなどの行為を計21回にわたり繰り返し、約170万円の利益を得た。
監視委に対し、契約ディーラーは「利益を上げなければならないというプレッシャーがあった」などと話しているという。同社は、内部管理体制の不備で不正行為をチェックできなかったとして勧告対象となった。
(2007年5月22日19時58分 読売新聞)
証券会社では顧客の売買の手数料を取る業務とは別に、自己資金での売買で売買をする部門も持っている。
この「自己屋さん」にも三種類いるようで、正社員、契約社員、契約法人とある。
契約法人とはディーラーさんが個人事業主として起業し、その法人格と証券会社で契約を結ぶ、という形式。
上の3種のうち、右に行けば行くほど利益が出た時のインセンティブが高く、
左であるほど身分が保証されているらしい。
また、正社員が大きいポジション所持を許されている場合が多いそうだ。
上のニュースはディーラーの法人、ってでてるからディーラーさんは個人事業主として契約してたんでしょうね。
法人契約の場合、給与もシビアらしく、損した分は返済となるんだってさ。
見せ玉っていうのは
下値に「買うつもりのない注文」を出すことによって市場参加者が、
「お、下にでかい買いがあるから下がらないぞ。」と思い、買いだす。
実はその際の売り手は下値に注文を出した本人であり、高値で売り抜け、
その後に下値に出した注文を取り消すというもの。
売りバージョンはその逆ね。
しかし、永和証券って会社、初めて聞くなあ。
日本にある証券会社って300社あるらしいよ。
小さいところはネット証券に押されて大変なんだろうね。
だけどこれから市場に対する背信行為みたいなのはどんどん取締りがきつくなると思うな。
いまは新興市場でお金持ってる個人だと思うけど、ずいぶん汚いことやってる。
見せ玉、クロス取引、無法状態みたいな感じだけど、
金融規制緩和で参加者が多くなってくればなるほど取締りもきつくなるからね。
市場が大きくなる際、モラルハザードは常に起こる。
いずれ自然とよくなってくるでしょう。
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