今日の日記のまとめ
・アメリカの株式市場は天井知らず
・日本市場はクソ
・とくに(日本の)新興市場(JASDAQ、ヘラ、マザ)はクソの中でも
硬すぎて痔が悪化するようなクソか、止まらないゲリくらいのレベル
・天井知らずのアメリカが下がるのはまだ先か?
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●世界的な株高に乗り遅れる日本株
ダメリカが強いですね。(画像)
誰もが2月末の世界同時株安の時に天井を打った、と思わせておいて
4月に再度史上最高値をつけ、それ以降も上がりっぱなし。
ちなみに上海もロンドンも同じ感じで、つまり世界的に株高なわけだ。
ところが日本市場といえば、いまだに同時株安前の水準にもどせず
上がったり下がったりの一進一退の攻防を続けている。主力株は。
というのも、一進一退の主力株の陰でJQ、マザ、ヘラといった
新興市場(※1)では超絶なくらい爆下げをしているのだ。
(※1 日本の新興市場の例
JASDAQ:楽天、イートレード証券などが上場している証券取引所
ヘラクレス:大坂証券取引所傘下の新興市場。USEN、スタバなど。
マザーズ:東証傘下の新興市場。DeNA、ミクシィ、USJなど上場。)
●新興市場のクソったれ度
新興市場の動きを示す指数の中にマザーズ指数がある。
この指数、2003年9月に1000ポイントからスタートして、
ホリエモンの会社に地検が入る直前、2800ポイントが最高値。
それ以降しぼみにしぼんでナント現在800ポイントなのだ。
つまり2006.1~今での一年半で70%も株価が下がったことになる。
注目すべきは世界的に株高が続いているにもかかわらず、
この下げ様という点である。
もしダメリカさんが天井を打ち、下げ始めたら日本株も下げ、
(日本の)新興市場も更に下げる可能性がある。
●アメリカは天井を打つのか?
アメリカのファンダメンタル的な懸念材料は住宅価格である。
こいつが下げると住宅を担保に金を借りて消費してる人たちの
消費が鈍り、景気が悪くなるという点が懸念なのだが、
この動向の予想はプロにお任せするとして、
自分が気づいた点をひとつ。
異常な株高の時、往々にしてあるのは参加者全員が強気になることである。
アメリカの大恐慌直前、日本の1980年代末期、ITバブルの時は
市場予想はイケイケどんどんで個人の市場参加者も爆発的に増えた。
これらの後に暴落したことを考えると、暴落直前には
1、市場関係者全員が強気になる
2、素人の参戦
という2つの特徴がみられる。
2については日本でみられる株ブームと比べ物にならないくらい
中国、ベトナムでは盛んになっているようで、ずばり該当する。
しかし1については本当にマチマチなのである。
バブルの頃、日本は新しい経済モデルを作った、
これこそ21世紀型の経済である、日経平均8万円予想!
と本気で叫ばれていたのに対して
今のアメリカ相場は薄氷を踏んでいる状態だと
ほとんどのアナリストが考えている。
もっとも、去年よりはアメリカに対する楽観論が増えてきたように感じるが。
まあ、そういうわけで、世界中の人がイケイケどんどんになっていない分
まだ世界中の株高は続くかもね。
本当にやばいのはアメリカ経済楽観論が台頭してきてからだ!
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