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Mちゃんの一日一問 経世済民!

美人女子高生Mちゃんが一日一問経済クイズを出しちゃいます。→出してません。経済解説ブログに退化。

April 27,2024

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↑   by at 03:41

July 31,2009

● お疲れ様です論

 お疲れ様です。 
どうも、Mです。全然疲れてなくて元気です。 

この「お疲れ様です」という挨拶、どうにもこうにも違和感がある。 

全然疲れてないのに「お疲れ様です」。 ⇒ いや、疲れてないから。 
大したことしてないのに「お疲れ様です」。 ⇒ こんなんで疲れてたらやってけねーよ!! 
朝一番のメールの文頭に「お疲れ様です」。 ⇒ てめーいま朝だろ!!朝から疲れんな!!! 

しかしながらこの「お疲れ様です」という挨拶、世間的には相当なシェアを持っている。
どこでもかしこでも「お疲れ様です」に出くわす。

いらつきはしないけど、全然疲れてねえよ。と毎回思ってしまう。どうにかならないものか。 

というわけで「お疲れ様です」に変わる新しい挨拶募集してます。 
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日々のニュース

↑   by M でございます。 at 02:21 | comments(0) | trackbacks()

July 29,2009

● 成人年齢の引き下げが挑む民主主義制度の欠陥

  成人年齢引き下げが議論されている。
法制審査部では18歳が妥当と結論付けたようだ。
今日はそれに関連して、成人年齢引き下げについてもっと大きく見てみたい。

【日本の本質的な政治の問題
三段論法風に日本の政治の問題点を以下にまとめてみた。
その解決策として成人年齢引き下げが効果を表す可能性がある。

①民主主義は「多数の支配」である。
②日本は民主主義国家である。
③いまの日本の「多数」は老人である。
④老人は何も生み出さない、死にゆくだけの生き物である。
⑤ゆえに、現在の日本は死にゆくだけの生き物に支配されている。

上に見るように民主主義は少子高齢化が進むとマジでヤバい政治システムである。

アメリカの自動車会社GMは何も生み出さない退職者に過剰なコストを支払い続けて潰れた。
日本の政府と議会は何も生み出さない高齢者にコストを支払おうとしている。そして多分潰れる。

しかし、それが民主主義の理論である。「多数の支配」、日本では老人が多数なのだ。
老人が多数ならば、老人のための政策が打ち出されるのはしょうがない。
だが、それでいいのか?


【成人年齢引き下げ編】
ここで一つの解決策は「多数」の中身を変えようと試みることだ。
具体的には、老人から選挙権を奪う、あるいは今まで権利を認められていない20代以下の若者に権利を渡す。
他にも、投票率は若者が低くて、老人が高いからこれを逆にするようなソリューション。ってのも思いつくだろう。
(例えば極端な話、投票をインターネットでのみにしたら、政治家は若者向けに政策を作ると思わない?)

そして今回、19歳と18歳の若者およそ200万人強を新たに有権者としちまおう。ってことだ。
これによって若者の意見を政治に反映する力が若干だが強まる。


【提言編】
自分はこの傾向、賛成だ。
むしろ(選挙権については)いっそのこと16歳くらいに引き下げてもいいと思ってる。

正直、20歳から18歳に引き下げることによっての効果ってのはかなり怪しい。
コンセプト的的には上に書いたようにいいんだけど、実際何が変わるかと言えば何も変わらない。
ただ単に引き下げが行われました、ってだけだ。

それよりももう一段、16歳まで下げることがいいんじゃないだろうか。
16歳というのは高校生で、高校で政治とか経済の教育を行える可能性がある。

選挙前に先生が一言「今週末は選挙ですね」っていうだけでも大分雰囲気が変わる気がする。
この段階で政治に参加させるような習慣、あるいは身近に感じられる環境をつくっておけば
いまの若者の無関心よりかはマシになるんじゃなかろうか。

というわけで16歳ぐらいでいいんじゃね、選挙権。
いかんせんただでさえ多い老人ばっかり選挙行って、若者がいかないことには 政治家だって老人優遇するわな、そら。


【反論に関する若干の考察】
・成人年齢引き下げって政治の問題よりも民法上の問題の方が問題じゃね?
⇒たしかにそう。たしかに20歳なら騙されずに済む問題も18や16なら騙されるかもね。

・成人式みてもやべーのに、さらに引き下げるってどういうことだよ!!
⇒成人式で騒いでるやつって30になっても40になっても馬鹿やってるよ。きっと。
結局本質的には年齢じゃないんだよな。
おれは18ん時からその辺のおっさんより政治のこと考えてたもん。

日々のニュース

↑   by M でございます。 at 23:26 | comments(36)

July 21,2009

● ミニマムアクセス米と食料自給率

 日本政府が輸入米にどれくらいの関税をかけているかご存知だろうか?

778%である。

日本人は8倍も高い米を日本政府によって食わされてる。
(ベトナムで100円のフォーを日本では1200円で喜んで食ってる。)

そして高関税率の代償として国際的な建前としてミニマムアクセス米を
99年以降消費量の9%を引き受けることにしたのだ。

◆MA米と重大な事実誤認 このミニマムアクセス米については
・政府が輸入しなければならない外米 という認識があるが、
これは重大な事実誤認(というか政府の世論操作?)である。

本来MA米は政府の輸入義務でも何でもなく、 「低関税で9%輸入できますよ」という性質のもので、
国内の業者が上限まで低関税で輸入できるはずのものなのだ。

例えば、サイ●リヤが輸入米を低価格で買うことで ナントカ風ドリアが安くつくれ、
消費者にもその恩恵が行く仕組みのはずだ。

ところが日本においては
①MA米を政府がすべて一括購入し、
②流通させない。
(流通させると国内価格が下がって農家が困るから。海外支援や備蓄に使っている。)
というクソをやっている。もちろん税金で。

つまりMA米は もともとは国内消費者のためにWTOが提案してくれた案 なのだが
運用プロセスがクソで 政府が税金で買って死蔵している外米 になっている。


◆ 事故米事件とMA米
以前、カビが生えた米が流通どうのこうのというニュースが流れたのは覚えているだろうか?
あれもこのMA米の構造自体が主要な原因の一つである。

(事件の概要はMA米のうち事故米と呼ばれるカビの生えた米を
政府が工業用として売却したがその業者が食品用と偽り卸したというもの)

政府が一括購入し、死蔵させることがなければカビが生えることもないし、
安く業者や消費者は米を手に入れられるしで、農家とその取り巻き以外はオールハッピーなのだ。

事故米、MA米の改革から日本の農政の全般的な見直しに方向が行くことに期待している。
そしていちブロガーとして支援の意味をこめて記事を書いておこう。


-----------------
以下話がずれるので余談。

食料自給率の話は
・政府は農家を異常に保護しすぎているから少しはショックを。
(競争がない&規制強すぎで日本の農業は極めて生産効率が悪い)
・安全保障上といってもそもそも軍需品や石油は輸入に頼っている
・むしろたくさんの国から輸入した方がリスク分散になる
・消費者的に言えば選択肢多い方がいいじゃん。

という理由から低くても全然よい、むしろ低い方がよいと考えている。
だけど世間一般では高い=良いという認識だしな。 なんでだろうと常々思うよ。

農村票を取りたい政党(=政府)、予算を取りたい農水省、
利益団体の農協 そして農家のインセンティブが見事に合致してるのはわかるんだが
なんでメディアも触れないんだろうな。 むしろメディアも自給率あげろ的な姿勢だよな。

(参考)
ミニマムアクセス米:1カ月200トン廃棄 農水省、カビ発生の袋ごと(毎日.jp)

日々のニュース

↑   by M でございます。 at 05:11 | comments(2)

June 08,2009

● Dデイ記念式典をみて思う

 何の気なしに普段見ぬテレビを見ていたら白人の軍人がボヘーっと楽器を吹いていた。
チャンネルはCNNで、字幕から察するにノルマンディー上陸を記念しての式典らしい。

そうか今日はD-Dayかと思いだしたのだが、なんか滑稽で見入ってしまった。

というのも集まってるのがフランス、アメリカ、イギリス、カナダの首脳で
この期に及んで「連合軍」かよと。さながら同窓会だな。 (※1)

さらには実際に作戦に従事したと思われる、 車椅子の老人とかも敬礼とかしながら国歌歌ってるわけ。
CNNもデリカシーなく、全世界で生放送とかどんだけだよ。
ドイツ側の遺族はどんな気持で見るんだろう、この式典。

なんか見ているうちに靖国の扱いと比べてしまってすげえ理不尽に感じた。
同じように徴兵で取られて、同じ様に国のために戦い、同じように戦死していった魂が
一方では国家の誇りとして、大同窓会が開かれ、
一方では国家の恥部としてなるべく穏便に扱われる。

死んでいった人々だけじゃなくて、生き残った人々にしてもそうだ。
Dデイ式典に参加した老人は、従軍した事実を誇りに思っているだろうし、社会の目もそうだろう。
現に大統領選では毎回従軍歴が話題になるし、
アイゼンハワーは(憲法が定めていなかったら)キリストでも三選を防げないだろうと言われていた。

それに対して日本では従軍した人々にこれほどのリスペクト感どころか
肩身の狭い思いばかりしていたんじゃないかな。かわいそうに。

そういうことを考えるとやっぱ、首相も天皇(今日は陛下はつけない)も靖国に行くべきなんだ。
どこの国の政府だって、国のためを思って死んでいった人々には敬意を払うんだし、 
大体、徴兵して戦地に送り込んでいったのは政府じゃねえか。 
赤紙一枚で戦地に送り込まれて、天皇陛下万歳って言って死んでったのにな。 

外交上、A級戦犯が問題だったら、

「いえ、わたし、A級戦犯の人々の鎮魂は願いませんでした。」

てな感じにのうのうと言やあいいんだよ。
ようは分祀ってそういうことなんだしさ。

以上。

※1:国連(United Nations)も連合国からきている。 
 

日々のニュース

↑   by M でございます。 at 00:33 | comments(0)

May 12,2009

● (経済)楽観論台頭 第1回

 
【ブルとベア】
雄牛は角を下から上へと突き上げ、熊は腕を上から下へと振る。
その姿から、将来的に株価が上昇するだろうと考えることをブル(楽観)と呼び、
下落を予測することをベア(悲観)という。 さて、GWのちょい前くらいから急激に楽観論が台頭している。
確かに株価をみてみると2月の底値から日経もダウも30%ほど回復し、
ここにきて経済のダメージの速度が鈍化していると各国の要人は発言している。
この楽観ムードはやがて失望をもたらすと考えているので
何回かに分けて今後の世界経済の展開を書いてみたい。
(自分の考えなので情報の信用・取捨選択は自己責任でよろ。)

先に話のロジックを紹介しておく。
・最近の株価の上昇の主因は金融業の信用不安後退。
 この(100年に一度の危機としては)早期の不安後退は欧米企業の会計に対する体質が貢献した。 (今回の日記)

・しかし金融業に対する不安が後退しただけで実体経済はなんら変わっていないから
 今後(1-2年は)の株価上昇は望めないし、経済自体もよくならないだろうと予想。 (第二回)

・勝ち残る企業はリストラ(人員的にも、設備的にも)を思いっきりできる企業。 (第二回)

・この10年間世界中を幸福に導いてきたシステム
 (米地価上昇→アメリカ人世界中でつくられた製品買う→新興国潤う→米国債購入→アメリカに金戻る)
 が崩壊したから今後はどうなるのか?  
 あとアメリカの財政赤字とドル安についても書きたいな。 (第二回か第三回)

以下内容

【最近の上昇と主因】
この1年、色々企業の情報に触れてきて欧米スゲーと思ったことがある。
それは欧米企業の会計の透明さ(というか企業の体質)である。
リーマンショック後の金融危機でバッタバッタと企業が潰れ、 多くの金融商品もゴミみたいな値段がついた。
そしてここ数年羽振りの良かった銀行、証券が数百億ドル規模を損失を計上することになったのだが、
その損失を計上する姿勢が100年に一度と呼ばれる割には 結構あっけなく楽観ムードを出すに至っている主因のように思う。
この姿勢は評価に値する。

自分は日本のバブル崩壊後長期に渡った景気後退の主因は不良債権隠しにあったと考えている(注1)。
銀行や証券、土地投資に走った企業が巨額の含み損を抱えているのにもかかわらず、
その損失は「とばし」をすることで表面にでてこなかった。
そんな企業の体質は結果的に、その企業がどれだけのリスクを抱え、
そのリスクが既にどのくらいの損失となっているか分からないということとなった。

だから投資家も買いたがらず、銀行も貸したがらず、 政府も建前上は健全な会社(社会)を救済することができなかった。
それゆえ文字通り「どうすることも」できなくなり、企業は倒れていった。
山一証券は最後の時まで社長と財務責任者しか簿外債務の存在も額も知らなかったという。

しかし今回の金融危機に際して欧米の金融機関はどうだろうか。
日本円にして数兆円に上る損失をどんどん公表し、自らのリスクと損失を世間に知らしめた。
結果的にこの体質・姿勢が増資や債券の発行時に買い手がつくこととなり、
資本や手持ちの資金が増強されることで大きな金融機関の破たんはなさそうだとのコンセンサスがとれた。
ここ数週間の世界的な株価の上昇はこの安心感によるものである。

上に述べたように、株価はいくらか上がったが 金融セクターの信用が若干回復しただけで、
製造業の業績のまずさは全く変わっていない。
むしろ、今までアメリカ人が世界中から借金をして世界中の製品を買っていた構造が壊れた今、
次なる展開は相当不透明なのではないだろうか、ということを第二回で書きたいと思う。

注1:不況の主因は2つあると考えていて、
もう一つは終身雇用を前提とした企業の雇用形態のためリストラができなかった(=過剰な投資をし続けた)事。
これについては第二回に触れると思う。


●以下は蛇足だが、今回の締めとしては今後半年間の株価の予想をしたい。
日経:1万円を天井に、9000円から8000円のレンジ。

理由:
金融セクターの信用回復のみが材料であり、これはすでに織り込んだ。
問題の製造業の業績は極めて不透明である点と、
買い手の不在によって上昇材料がないことから現在の株価が天井だと考える。

【かつてのMの予想と勝敗】
・コールドストーンは売れ行き不振で1年で撤退する 【負け】
・クリスピークリームドーナッツは同じく1年で撤退する 【負け】
・アメリカは不動産価格の下落で不況が訪れる 【引き分け】
・日経の2009年後半の株価は 1万円が天井の8000-9000円のレンジ 【new!!】

日々のニュース

↑   by M でございます。 at 03:44 | comments(0)

プロフィール

HN:
M でございます。
性別:
女性
自己紹介:
超絶美人女子高生のMです。
経済解説担当大臣に就任したので
ビシビシ解説していきまーす☆☆☆

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