論理的思考を鍛えるためには、日ごろから何に関してでも、
これはなんでだろう、と考えることが大切だそうです。
今日ふと歩いているとAMPMが目に留まり、
コンビニって全国に何店あるんだろう。という疑問が。
そこで問題
Q:コンビニエンスストアは全国に何店あるでしょう?
ヒント(こいつを使って考えてみよう)
・セブンイレブンの営業利益は大体2000億円
答えは下をドラッグしてね☆
答え → 約4万店(2004年)
数はあってても間違っててもどうでもよくて、答えに行き着くまでのプロセスが大切。
以下は自分のやってみた計算
自分は上のヒントの7:11の利益が2000億円という数字を知っていたのでこいつから計算。
利益率が5%だとすると売上高は4兆円。
次に一日に訪れる客の数を計算。
大体コンビニに滞在する時間は5分。それで自分がコンビニに行くと大体5人くらいの客がいる。
午前1時-7時まではほとんど人が来ないだろうからこいつを除外して考えて18時間に訪れる客の数は・・
18時間=1080分 ←18時間は1080分
1080分/5分=216 ← 滞在時間5分の客が何回入れ替わるか
216*5人=1080人 ←常時5人の客がいると考えると18時間に訪れる客は1080人。
さてここで客単価を600円(自分が買い物する時これくらいになるから)とすると
1080人*360=388800人 ← 一年間で訪れる客ののべ
388800人*600円=233280000 ← 一店舗の一年間の売り上げ
4兆円/2.33億円=17146.78店 ←セブンイレブンの店舗数
そしてセブンイレブンのシェアが3割くらいだと推測すると
17146*3.3=56584店 ←全国のコンビニ店舗数
答えを調べた時トンデモ回答ではなくて安心しました。150%だけど。笑
ちなみに、正しいデータは一日に訪れる客の平均は1000人(これだけかなり計算どおり)、
セブンイレブンの売り上げは2兆円、店舗数は11000店だそうです。PR
「双子の赤字」「多大な貿易赤字」
こんな見出し、新聞なんかでみたことありませんか?
アメリカという国(とその国民か。笑)は消費することが大好きな国で
世界各国から財を輸入をして、その財を消費しています。
商品を輸入してるのに、自国からは輸出しないので、お金は他国に流れたままです。
アヘン輸出前のイギリスと清を想像してください。
イギリスは清へのお茶の支払いで国内の銀がなくなってしまいましたよね?
アメリカはイギリスみたいになっていいはずなんです。
すなわち、ドルが他の国に流れっぱなしなので、国内のドルが不足してデフレが起こってもおかしくない。
(にもかかわらずアメリカの金利はついこの前まで引き上げられていました。)
そこで問題。
Q:アメリカは経常赤字となっているがなぜデフレとならないのか?
ヒント①デフレになるためには国内のドルが減ってなきゃいけない。
ヒント②黒字国は貿易とは見えないところでアメリカから何か買ってる??
答えは下をドラッグすると出るよ☆
答え
貿易黒字国はアメリカの国債を買い捲っているため。
貿易黒字国はアメリカに財を輸出しますよね。
その対価としてお金を払ってもらいます。
当然アメリカからドルの流出が起こるはずです。 しかし!!!
黒字国はその儲かった分のドルでアメリカ国債を買っているのです。
アメリカ国債を買うと、ドルはアメリカに支払われ、国債が黒字国に行く訳です。
そんなわけでアメリカにドルの不足は起こっていないんです。
外貨準備高ってありますよね。あれのほとんどは現物のドルではなく、アメリカ国債なんです。
つまり外貨準備高の高い国=アメリカとの貿易で儲かった金でアメ国債を買った結果。
ってことなのよ。
どうでしょう、中国の外貨準備高が日本のそれを抜いたニュース、少し面白なった感じしませんか?
続きは書評
依田孝昭
ザ・ファンドマネジャー その仕事と投資哲学
を読みました。